被せ物・詰め物について
ここ数年で保険診療でも白く被せられる範囲が広がりました。
条件が揃えば前から6番目の歯(いわゆる6歳臼歯)迄可能になりました。(細かい条件等はお気軽にお尋ね下さい。)
詰め物に関しては、可能な限り各歯に対して、白い詰め物で対応していますが、かむ力のかかり具合等で対応できない場合も有ります。
ただ材質が天然歯(治療していないご自身の歯)よりも軟らかい為に、咬みあう相手が天然歯や金属、ハイブリッドセラミックス、セラミックス等の場合は擦り減りが早く、少しずつ噛みにくくなるかも知れません。(私見ですが・・・)又、経年的な色の変化も起こってきます。
『前歯なので天然歯のようにしたい』、『奥歯でも白い歯を保ちたい』という方の場合はやはり保険外とはなりま すがハイブリッドセラミックスやセラミックスが良いかと思います。
ハイブリッドセラミックス
レジン(保険診療で使用する白い詰め物)とセラミックスの材料を混ぜ合わせたものです。
天然歯と同程度の硬さですが、経年的な色の変化は起こってしまいます。
又天然歯のような色合いに調整することは難しいです。
ですので、奥歯の詰め物、被せ物には適しますが、前歯の被せ物には向いてないかと思います。
セラミックス
材質、作製の方法などによって、いくつか種類が有ります。
メイプル歯科では メタルボンド、e-max(イーマックス)、ジルコニアの3種類を取り入れています。
いずれも、基本的には、天然歯のような色合いや、より白く自然な色合いを再現出来ますが、それぞれ、特徴が有りますので詳しくはお気軽にお尋ね下さい。
又、セラミックスは経年的な色の変化が起きない以外にも、歯垢が付着しにくい良い点も有ります。